Web3.0について簡単に学ぶことができます。
1 Web3.0とは
1-1 Web3.0とは
Web3.0とは、「分散型・非中央集権のインターネット」という意味で用いられます。
ブロックチェーン技術の発達により、情報は複数のユーザー同士で分散管理されます。
1-2 Web1.0とは
Web1.0とは、「一方向のインターネット」という意味で用いられます。
情報は一部の限られた者によって発信されていました。そのため、一方的な情報の閲覧が特徴でした。
1-3 Web2.0とは
Web2.0とは、「双方向コミュニケーションのインターネット」という意味で用いられます。
SNSが流行することによって、情報は閲覧する時代から発信する時代になりました。
しかし、SNSプラットフォームはGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)などの大手企業によって管理されているため、情報が一極集中してしまうというデメリットがありました。
2 仮想通貨・暗号資産とは
2-1 仮想通貨・暗号資産とは
Web3.0が急速に発展した背景には、ブロックチェーン技術が用いられている仮想通貨・暗号資産の登場があります。
代表的なものに、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などがあります。
2-2 ビットコイン(BTC)とは
ビットコイン(BTC)は、世界で初めて誕生したデジタル通貨です。
2008年にナカモト・サトシと名乗る人物がネット上に論文を投稿したことから始まりました。その論文公開から3か月後、この論文を基にしたオープンソースのソフトウェアが公開されました。
2-3 イーサリアム(ETH)とは
イーサリアム(ETH)は、アルトコインのデジタル通貨のひとつです。
送金情報だけではなく、「スマートコントラクト」と呼ばれる契約自体をプログラムに組み込むことが可能です。
2-4 ブロックチェーン技術とは
ブロックチェーン技術とは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産に用いられている、P2P(Peer to Peer)ネットワークを利用した「分散型台帳」技術です。
電子上の取引履歴を「トランザクション」と呼び、その複数のトランザクションをまとめたものを「ブロック」と呼びます。これらのブロックが連なり1本のチェーンのようになることからブロックチェーンと呼ばれています。
インターネットが登場して以来の革新的な技術と呼ばれています。
2-5 マイニングとは
ブロックチェーン上の取引内容は、「AからBへ○○BTC送金」といった具合に記録されており、その取引を第三者が承認し、そのデータの正当性を保証することによって取引を成立させています。この承認作業は「マイニング」と呼ばれており、多くの企業や個人が参加しています。
PoW
PoS
3 Web3.0の新サービス、システムについて
ブロックチェーン技術を応用したサービス、システムが次々と登場しています。
3-1 NFTとは
3-2 DAOとは
3-3 Defiとは
詳しくは後述します。
3-4 IPFS(分散型ファイルシステム)とは
詳しくは後述します。
4 DeFiとは
4-1 DeFiとは
ブロックチェーン技術によって生まれた、次世代の金融システムです。
すべての金融取引がブロックチェーン上で行われ、その取引内容はオープンでだれでも閲覧可能です。
利回りの高さで知られており、既存の金融サービスよりも効率的に稼ぐことができます。
4-2 ステーキングとは
流動性を提供すること
4-3 イールドファーミングとは
5 IPFSとは
5-1 IPFS
IPFSとは、「Protocol Labs」によって開発が進められている分散型プロトコルです。
コンテンツは、複数のノードにて分散管理されます。
(Inter Planetary File System)
5-2 HTTPのデメリット
現在のインターネットプロトコルの主流です。ロケーション指向型プロトコルです。
ある1つのコンテンツを表示させたい場合、URLというインターネット上の住所を指定します。
1カ所で管理されているサーバーに対して、複数ユーザーがアクセスすることが特徴です。
HTTPのデメリットは、中央集権的な管理が必要でアクセスが集中することです。
5-3 IPFSのメリット
一方で、新しいインターネットプロトコルのIPFSは、コンテンツ指向プロトコルです。
ある1つのコンテンツを表示させたい場合、URLではなく、コンテンツIDを指定します。
このIDは、それぞれのコンテンツごとに固有のものが与えられる。
コンテンツのファイルは複数のノードに分散保存されます。コンテンツIDを指定すると、ファイルの断片を集めて複合します。そのためHTTPでのデメリットを解消できます。
5-4 Filecoin(FIL)
IPFSのインセンティブ、IPFSの普及を目的として開発されたトークンです。
IPFSのシステムを構築するためには、多くのノードが必要だからです。
5-5 PoS(Proof of Storage)
従来のPoWとは違い、ストレージを提供した時間に対して対価が支払われます。
自分が情報を持っていることを定期的に証明する必要があります。
ストレージの貸し手、担保としてFILを納める